エアコンを購入し、工事の日程を決めたのに「当日になって設置不可」と言われることがあります。
せっかく休みを取って時間を確保したのに、工事ができないのは困りますよね。
最近では法令遵守(コンプライアンス)の強化により、以前なら設置できたケースでも断られることが増えています。
特に以下のようなケースでは、量販店の標準工事では対応できない可能性があるため、事前に確認しておきましょう。
1. 高所作業での安全基準未満
エアコンの設置場所が2階以上の外壁や屋根の場合、はしごを使用して作業することになります。
しかし、
✅ はしごの設置角度が法令基準(75度程度)に満たない
✅ ベランダの手すりが邪魔になり、十分な足場が確保できない
このような場合、安全上の理由から工事を断られることがあります。
特に、ベランダの手すりが高いと、はしごを安定して設置できず、危険なため作業不可となるケースが増えています。
2. 20年以上前の建物でアスベスト検査が必要
2006年以前に建築された建物では、壁材にアスベストが含まれている可能性があります。
そのため、新しく配管穴を開ける場合はアスベスト検査が必要となり、検査結果が出るまで工事が延期されることがあります。
事前に
✅ 建物の築年数を確認
✅ 管理会社や大家さんにアスベスト検査の有無を問い合わせる
このような対応をしておくと、当日工事が中止になるリスクを減らせます。
3. 室外機の設置スペースが確保できない
エアコンは室内機だけでなく、室外機を設置する十分なスペースも必要です。
以下のようなケースでは、量販店の標準工事では対応が難しくなります。
✅ ベランダのスペースが狭すぎて室外機が置けない
✅ 屋根置き・壁掛け・天吊り設置が必要だが、量販店の工事では対応不可
特に賃貸マンションでは、ベランダにスペースがないため、天吊りや壁掛け設置が必要になることがありますが、量販店の標準工事では対応できないことがほとんどです。
4. 隠ぺい配管の再利用が難しい場合
既存の隠ぺい配管(壁や天井内に埋設された配管)を再利用する場合、技術的な問題が発生することがあります。
隠ぺい配管の劣化や詰まりがあると、量販店では対応できず工事が中止になるケースがあります。
✅ 既存の配管の状態を確認する
✅ 配管の内部に汚れや詰まりがないかチェック
もし、隠ぺい配管を利用する予定があるなら、専門業者に依頼するのが確実です。
5. 渡り線(連絡線)が短い場合
エアコンの室内機と室外機を接続する渡り線(連絡線)が短い場合、延長が必要です。
しかし、量販店の工事業者では延長作業を行わないことが多く、対応不可となることがあります。
✅ 事前に渡り線の長さを確認する
✅ 延長作業が可能な専門業者に相談する
このように準備しておくことで、設置をスムーズに進められます。
事前確認のポイントまとめ
以下のポイントを事前にチェックしておくことで、当日のトラブルを防ぐことができます。
確認ポイント | チェック方法 |
---|---|
高所作業が必要か? | 設置場所が2階以上の外壁か確認する |
はしごの角度は十分か? | 設置場所と地面の距離を測る |
建物の築年数は? | 2006年以前ならアスベスト検査の可能性あり |
室外機の設置スペースは? | ベランダや屋外のスペースを測る |
隠ぺい配管は再利用可能か? | 既存の配管の状態を確認する |
渡り線の長さは十分か? | 測定し、不足がないかチェックする |
6. まとめ
家電量販店のエアコン工事は、標準的な設置のみに対応しています。
そのため、
✅ 高所作業
✅ アスベスト検査
✅ 室外機の設置場所が狭い
✅ 隠ぺい配管や渡り線の問題
といったケースでは、工事が断られることが多くなります。
事前に確認をしっかり行い、必要であれば専門のエアコン工事業者に相談することで、スムーズに設置を進められます!
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